毎日の生活に対して「日常」「日々」「暮らし(暮らす)」などと表現されますが、旅も含め時間を送ることを直接的に表現する言葉である「過ごす」が私たちが考える一番近い時間の表現だと考えています。 「時間」はすべての「場所」で同じ速さで進んでいます。 でもその時間を感じるのは「人」であって、同じ時間でも長い時も短い時も、幸せな時も不幸せな時も、感動的な時もいつも通りの時もあります。 かわらない日常も旅のような非日常も、そこで時間を経過させることです。 そしてそこでなにを感じるか。 日常を素敵な日常にすること。 日常に非日常を取り入れること。
くらしの中には日常もあり、たまに非日常もある。 都会には便利さがあって、田舎には心地良い風が吹いている。 家でリラックスする時間があって、好奇心にかきたてられ旅にでることもある。 いろいろな「こと」がたくさんあってその中に「もの」が存在する。 人は「もの」に対して、自分がしっくりとくる空気感をそれぞれもっているけれど、その範囲の中ではいろいろ変わってくる。 もちろんはみ出してしまうことも。 ものは人の心を強く動かす力がある。 だから好きなものが変わるのは自然なことかもしれない。 ものの力であたらしい何かが始まることだってあるから。